こんにちは。旅好きの「やし」です。今までに22か国を旅してきました。
僕の初めての海外旅行先はタイ、バンコクに降り立ち、アユタヤ、チェンマイを巡りバンコクに戻る約2週間の旅でした。
その後もタイには数回訪れています。
そんな僕が、タイを初めての海外旅行先に選ぶ理由を書いてみます。
物価が安い。
バンコクや観光地だと日本の1/3~半分くらいでしょうか。地方に行くともっと安いです。ホテルだと、日本円で3000円くらい出せば、日本の安ビジネスホテルくらいのレベルの宿には泊まります。ゲストハウスやドミトリー(相部屋)でよければ、500円くらいで泊まれます。
ご飯だと、道端にある屋台なんかで食事を済ませると100円以下で食べられます。タイは外食文化で、家にコンロなどない家が多く、基本的に食事は外で済ませたり、買ってきたものを家で食べたりします。レストランやショッピングセンターに行くと多少値段が上がり、庶民派とは言い辛くなってしまいますが、それでも日本よりは安いです。
そして移動も安い!バスや鉄道での移動が安いです。
例えばバンコクから南にバスで12時間かかるプーケットまでVIPという最もランクの高いバスでも3000円くらいで行けちゃいます。夜行バスということで盗難なんかに気を付けなければなりませんが、それでもほぼ自衛できるレベルです。
そして東南アジアはLCCが発達しています。マレーシアに拠点におくLCCである「エアアジア」(←聞いたことありますよね)のタイ子会社や、「ノック・エア」というようなLCCが、国内線や近隣諸国との国際線を高速バス並みの運賃で飛ばしています。
タイの夜行列車。これは座席タイプ。寝台列車もあります。
東南アジアの空を飛び回るLCC、エアアジア
プーケットの長距離バスターミナル
ごはんがおいしい。
真っ赤な海老の酸っぱ辛いスープ「トムヤムクン」やタイ風焼きそば「パッタイ」そして日本でも缶詰で販売されているイエローカレーやグリーンカレーなど、有名でおいしいタイ料理はたくさんあります。前述のように、タイは外食文化なので、屋台やそこら辺のローカル向けの店なんかで、安く輝に食べられます。もし、そういう店に衛星面で不安があるなら、ショッピングセンターのフードコートにいってみるといいです。プリペイドカード式で、値段やお釣りをごまかされる心配もないし、本格的な味であることは変わりないです。また、そういう所に行くと、大概中華や日本食もあるので、タイ料理に飽きた人や合わない人にもおすすめです。そして、南北に長いタイにはその土地土地の名物料理があります。例えば、鶏肉を香辛料に漬けこんでから焼いた「ガイヤーン」はラオスに近い東北地方の名物です。また、虫やカエルをよく食べるのも東北地方です。そして、豚入りのカレーが麺にかかっている「カオソーイ」は北部チェンマイの名物。
そしてイスラム教の国、マレーシアに近い南部、プーケットやクラビでは豚肉はあまり食べられません。日本と同じで、タイの中でもそれぞれの土地で名物料理があります。
バンコクのショッピングセンター「サイアムスクエア」ここにもフードコートがあります。
見所がたくさん
大都会で買い物天国のバンコク、遺跡巡りが楽しいアユタヤ、海沿いのリゾートのプーケットなんかが有名ですが、他にも山岳トレッキングや像に乗ったりもできる北部の古都チェンマイ、一日中ダイビングに明け暮れることができるタオ島など、見所がたくさんあります。これが僕がタイに何回か行ってしまっている理由です。きっと自分に合う場所がタイの中に見つかるはずです。
また、カンボジアやラオスなどの隣国も近いです。アンコールワットで有名なシェムリアップは飛行機だと約1時間、車だと朝から晩までかかってしまいますが、日本にいると絶対に見る機会がない陸路国境を超えることができます。
しかも、移動手段が安いので、長旅であちこち回るのにタイはうっけつけです。
ハイエースでタイ・カンボジア国境へ向かい、国境越えするときの写真。
アンダマン海に浮かぶタオ島は格安でダイビングが楽しめることで有名。日本人インストラクターの方もいます。
何とかなる。
タイって全く予約なしで行っても大体何とか旅行ができます。
一日ツアーとかもその場で申し込んで次の日とかに参加できる。ご飯も食べたいものを指させば用意してくれるし、ゲストハウスやホテルでのやり取りも楽です。タイ人の英語レベルも知れてるから、余計なやり取りは無いです。バスターミナルやミニバス乗り場に行くと、行先を告げれば「あっち」という風に教えてくれたりする。呼び込みや客引きもぼちぼちいます。もちろん観光客相手にぼったくろうとして来る悪い奴もいるので、そこら辺はちゃんと見抜く必要が有りますが、旅をするのがなんとなく楽、タイに行ったことある方ならわかっていただけると思います。
ゆるい空気感が好き。
タイの国民性として、めんどくさがりなトコロがあげられます。
タクシーとかで吹っかけられても、こっちが強い語気で交渉すれば折れてくれることが多い笑
客引きとかもしつこくないです。それだけでなく、タイには楽観的な人が多い。「なんとかなるだろー」というようなどこか気だるい空気がタイには流れているような気がします。何時もせかせか動いている人が多い日本。電車が少し遅れただけでイライラする日本人。そんな日本と対照的な世界がタイにはあるような気がして、そこがなんとなく好きなんです。
最後の方は、なんか訳が分からないような文になってしまいましたが、とにかくタイはお勧めです。まだ海外旅行に行ったことない人も、海外に行ったことある人も、タイ旅行をお勧めします。