嗚呼、あ~あ

仕事のコトとか、旅のコトとか。雑談です。

メーカー志望系学生に生産技術って仕事を教える

とあるメーカーで生産技術の仕事をやっている「やし」です。

メーカー志望の学生さんって多いんじゃないでしょうか。

 


僕もその一人でした。

大学のころは機械工学をやっていて、なんとなくモノづくりに
携わりたいなーってことと、乗り物が好きだったので、自動車メーカーとか重工とか行きたいなーって考えてました。それで縁あって、今のメーカーに勤めています。

 

ちなみに、今の勤め先は売り上げの7~8割が自動車向けの製品だったりします。
一応乗り物に噛んでるので、就職活動時の目標は達成しているのでしょうかね…。

 

まぁ、それだけでなく、メーカーというのはBtoB(ビジネスtoビジネス、つまり仕事相手が消費者ではなく他の企業様)
のメーカーも多いですから、
安定していそう、とか、海外で活躍する機会が多そう、とかいう理由で志望する人が多いのかもしれません。

で、就活してると他の就活生とかと話したり、集団面接で一緒になったりする機会ってあるわけです。そこで希望の職種を聞かれたときに「設計です」って答える人の多いこと多いこと。(まぁ、僕もその多い人のウチノ一人だったのですがw)

設計はメーカーの花形だし、イメージしやすいので、そう答える人が多いのかもしれません。

 

ですが、今自分がやってる生産技術の仕事も面白いよ~、ってことで、生産技術ってどんな仕事なんか、っていうことをイメージしてもらい、生産技術職の志望者を増やして僕みたいに残業で苦しんでいる生産技術の方々の助けになればと思います(出まかせ)

 

生産技術ってどんなことするの


なんか、いざってなると一言で言いにくいですが、製品を作るための設備を作ります。そのために作り方を考えたり、
他にもはやく作るための方法や設備も考えたりもします。

 

 

プラモデルで例えると、完成形を設計屋さんが考えて、プラモデルを作る為のニッパーやら接着剤やら説明書を用意したり作ったり
するのが生産技術の仕事です。

 

生産技術ので働くメリット


自分の作りたいものが作れる


これ意外かもしれないですが、自分が勤めてるような部品メーカーだと、設計屋さんはお客さんとなる企業の言いなりにしか作れない。
もちろん、設計屋さんにも安く作れるようにしたり、工場で作りやすい様にしたり、わかりやすい図面にしたりと
腕の見せ所がたくさんあります。でも生産技術だとある程度根拠を示して、こんなものが作りたいです、といえば作らせて
くれることが結構あったりします。
とか言ってるんですが、設計屋さんがどれぐらいの自由度で設計できるのかよく知らないんですよね…(汗


海外赴任のチャンスが多い(ウチの会社の場合は)


海外で働きたい学生さん注目!
メーカーっていま、どんどん海外進出していって、工場建てますよね。
ってことは設備がいる、生産技術の人間がいるってことで、よく海外子会社に出向していってます。
しかも、海外行きたいって言えば極端に能力が低くない限りは行かせてくれる方向に進むと思います。

 

メリットあげたんで一応デメリットも簡単に書いておきますね。

生産技術ので働くデメリット

勤務地が工場


大体メーカーの工場って広大な土地が必要なので、郊外とか田舎にあるパターンって多いですよね。
僕の勤務先は完全に工場が田舎で、しかも本社はボチボチ街中。
で、ラインの設備が何かあるとすぐ呼び出される。しかも現場の人が足らなくなったり生産量が急に増えたりすると、
応援を頼まれる。ってことで自分の仕事がははかどりません。残業増える…。

休日出勤多い


生産技術って、設備いじってなんぼの仕事なので、ラインががっつり止まっているときに作業する必要がある時が結構あります。
ってことで土曜日に出勤したり、時間をずらして早出や遅出をしたり、時には夜勤をしたりする必要があります。
メーカーならではの長期連休も削られることもあって、何だかなーって感じです。

幸いなのは、ウチは三六協定は厳格なのでギリギリ救われてるということですね…。

………

って、いつのまにか普段の愚痴書いてしまってました。
後半の方、見なかったことにしてね☆

 

 

 

 

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